この仕事をしているとお客様から「毎日女性に囲まれてうらやましい」と言われることがしばしばあるのですが、やっている当人からすれば、この仕事の最大に苦痛の一つがまさに、女性主体の職場ということにあり、そういう言葉を頂いても苦笑いしかできません。

ビアスの『悪魔の辞典』に言えて妙な言葉があります。確かこういう言葉だったかなあ。「良い時も女、悪い時も女」女性はいかなる状況下でも、「女だから」という口実で自分に有利な条件を男性に突きつけるという風刺です。

まあ、生物学的にみれば、女性あっての人類で、「人口精子」なんぞできてしまえば、男性は皆奴隷になりかねない。男性は団結して上手に女性を分断し、捨てられないようにしなければいけないわけです。
基本的には女性が圧倒的に強く、それを自覚されるとまずいので、大昔、男性は団結して社会とか文化という壮大なフィクションを作ったというのが僕の見解で、「女はか弱い」「男が養う」などという価値観を女性に信じてもらうことで、なんとか生き残った種族が男性であると思います。

そういう価値観を作っておきながら、一方でそれを逆手に取られることも多く、ご飯を食べに行けば、僕よりずっと給料のいいホステスに御馳走することになり、どう考えても、誕生日プレゼントは男性がもらうものより女性がもらうものの方が遥かに高価で、同じ事をしても、男性にとっては愚かな振る舞いが、女性にとっては愛嬌となり・・・。まあ嫌味の一つでも言いたいところだけどそれは「男らしくない」

と、そんな女性の、「女性が仕事」ともいえる人たちが集まっているのがこの職場で、しかも相手は圧倒的多数。男性にとっては、戦々恐々のおっかない場所であることは自明の理ではありますまいか。


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